国道6号線二輪全線再開通!!

今日の夜に出回っていたニュースで

既にご存知のライダーの方も多いと思いますが

 

 

3月4日、国道6号線 帰還困難区域の二輪通行止め規制が

解除されるようです!!

 

headlines.yahoo.co.jp

 

 

 

 

 

2011年 3月11日の東日本大震災から丸9年

 

福島県浜通りを象徴する国道であり

南北の人、物の流通の大動脈である国道6号線

これに先立つ2015年には常磐道が全線開通、

国道6号でも車に限り再開通しておりましたが

 

二輪車、自転車、歩行者は通行止めが継続されており

数kmも離れていない常磐道は二輪通行可能。

さらに当地を通る車は窓を閉め切り、エアコンを内気循環・・・などなど

まるで理不尽な仕打ちとしか思えない、おかしな規制がなされており。

 

 

原発事故以外にも

この地域から二輪車を排除しなければならない

何かしらの理由があるのでは??

 

 

 

 

 

 

恐らくは二度とバイクで

国道6号を全線走れる日は来るまい・・・

 

 

 

 

このように考えておりました。

 

 

 

 

 

 

 

しかしながら、

今年の3月14日には常磐線が全線再開通するとの報があり

 

これは、並走する国道6号も規制解除となるのでは?

 

いや、ならなければおかしい!!

 

 

 

 

 

だが、昨日までの時点では何も告知はされておらず

やはりダメか・・・・

と、落胆していた矢先の

 

実にひっそりとした、突然の規制解除の報でございました

 

 

 

 

 

 

 

いやぁ~

なんだか感覚としては・・・

紀州九度山で徳川家からの赦免を乞い続けた真田昌幸が、

史実と異なり、見事赦免を得ることができたような感覚に近いでしょうか??

 

 

事実私も、多くの国道6号ファンのライダー達もそうだと思いますが

今回の常磐線再開通の機会を逃せば

恐らく、もう規制解除の機会は訪れないだろう・・・

と、半ば諦めかけておりました。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

国道6号線

実は私にとって非常に思い出深い道であり、

 

今から遡ること10年前。

初めて、バイクで仙台を訪れた時に

復路で全線制覇を達成した経験があります。

 

 

その時、乗っていたのが今もバリバリ現役のRV125EFI

 

 

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(写真は2017年夏の、東北周遊ツーリングでの青葉城です)

 

 

 

 

 

 

既にRV125は、車齢14年、走行距離は58000kmを超えており

昨年には、オルタネータ、レギュレータ焼き付きの重傷が発覚

修理に4万円超掛かることとなり

廃車とすることも考えました。。。

 

 

 

 

しかし、

 

どうしても、初めて全線制覇を達成した

あの国道6号をRVで再び走りたい!!

 

また、国道6号浜通りの景色をRVに見せ

仙台までの道程を味わわせたい!!

 

 

 

 

 

 

いつの日になるかはわからない・・・

もしかしたら、その日は来ないのかも知れないが

 

 

 

 

 

その日が再び来ることを信じて

RV125は延命させよう!!

 

 

 

 

 

そう信じて待ち続けた結果、

 

遂にそれが手に届く時がやってまいりました!!

 

 

 

 

 

 

今年一番の報ですね!!

 

 

 

 

 

 

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(10年前の仙台往復ツーリングで立ち寄った仙台空港)

 

 

 

 

 

 

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(国道6号との分岐点、これも10年前の往路)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

勿論、10年越しの悲願

 

国道6号線制覇ツーリング in 2020」

 

既に計画しております!!

 

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時期は4月~遅くともSSTR終了後の6月頃までには・・

と思っています。

 

 

1回だけでは飽き足らず、

今後、頻繁にやるかも知れませんね (笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

因みに今回の国道6号線全線再開通。

 

個人的な象徴的な意味合いのみならず

東北ツーリング全般の観点からも大きい前進だと思います。

 

 

私はよく、仙台までRV125で行くことがありますが

(職場の元同僚との会合のため)

 

これまでは当然、国道4号を利用していましたが

那須、国見の2つの峠を越えねばならず

宇都宮、郡山、福島と大都会を通過せざるを得ず

何処かしらで渋滞に必ずハマっていた。

 

白石からも結構距離があるので

国道6号の往時を知っているだけに不便さは感じていました(^^:

 

 

 

対する国道6号

国道4号と比較して仙台までの距離が20km程度短く

しかも水戸、いわきを通過すれば

岩沼で4号に合流するまで大都会は存在せず

ほとんどが一直線のバイパス区間なので流れが速い。

峠越えも無いため、燃費と所要時間をかなり節約できる。

 

 

 

さらに浜通りや北茨城など、雄大な太平洋の眺めを

常に見ながらの走行になるため、走りも楽しい。

 

 

 

 

 

高速ツーリングの場合でも、

仙台へのルートは2015年以降、常磐道としているが

渋滞などの場合、6号に全線でエスケープできる利点がある。

さらに、いわき以北は渋滞の心配はほとんど無いため

いわき付近までは6号を走行し、そこから高速に入れば

高速料金を節約することもできる (^^)

 

 

 

このように

仙台との連絡路として

国道6号は欠かすことのできない存在なのです!!

 

 

 

 

今後は再び、国道6号が東北への基幹ルートに復帰することは間違いないですね!!

 

 

 

 

 

 

 

 

浜通り富岡町広野町楢葉町浪江町南相馬市などの方々にとっても

常磐線も含めて主要生活路が完全に復旧することは

この地の復興への大いなる前進だと思います!!

 

 

福島は、もはや被災地ではない!!

 

 

 

 

あの震災以降、数々の風評被害のなかでも

一貫して訪れることを止めなかった姿勢をこれからも崩さず

 

 

むしろ、浜通り国道6号の通行規制で今まで訪れられなかった分

より一層訪れる機会を増やして、繁栄の一助としたいと思っています (^^)