原付2種で和歌山県潮岬限界ツーリング③

3月29日から出発した原付2種潮岬限界ツーリング。
29日の午後5時過ぎに出発し、長躯646kmを走り切り、
自宅出発から27時間後の昨晩8時過ぎにこちらの宿へ到着。

我がツーリング史上でも稀に見る大限界ツーリングとなりました。

宿へ着き、風呂に入って10時過ぎには就寝。
久々に深い眠りに着き、起きたのは5時半頃でした。

イメージ 1




7時から朝食でした。
朝食は地のものを使ったボリュームある内容で、大変満足でした(^^)

イメージ 2



こちらのお宿、とても良い宿で大変満足致しました(^^)
バイクも屋根付きで安全な場所に停めることができ、
スタッフの方のお心遣いも行き届いており、
建物は少々古いながらも特に気になるところは無く、快適に過ごせました。
また、紀伊半島を訪れた時は是非にとも利用させて頂きたいと思います。

宿についてのレビューはこちらに記しています。




この日は東京の自宅を目指すのみ。
しかしながら翌日(4/1)は仲間内で花見が予定されており、
何としても、遅くとも未明までには帰っていなければならない。
間違っても今ツーリングで3度目の朝を迎えることがあってはならないのです。


この日は立ち寄り箇所は最小限に抑え、早め早めに走行すべく、
8時前には宿を出発しました。


まずは、宿からほど近い獅子岩という奇岩を見に行きました。

イメージ 3


横顔が吠える獅子の様です。
こちらも、海の浸食や風の浸食によってできたものだそう。



目の前に広がる長大な七里御浜雄大な景色ですね(^^)

イメージ 4


イメージ 5


イメージ 6




ここから先は、国道42号から、更に海沿いの国道311号を走行しました。
途中、案内標識の不備で道を間違え、山道に入ってしまったことで
若干時間ロスとなってしまいました(^^:

関西圏は道路案内標識を過信してはならないと、改めて気付かされましたね。



このような景色の綺麗な海岸沿いの道を走ります。

イメージ 7





このように狭い道ですが、これでも国道です。
車同士のすれ違いはできなそうですね(^^:

イメージ 8





景色の良い場所に停車し、写真を撮りました。

イメージ 9




紀伊半島の海岸線は、何処を見ても美しいです。
海もとても綺麗でした。
熊野灘名産のブリの養殖の生簀が見えます(^^)

イメージ 10



また、今度は普通のツーリングとして、ゆっくり巡ってみたいですね(^^)




再び国道42号に戻り、尾鷲方向に走ります。

イメージ 11





行きで気になっていた道の駅 「紀伊長島マンボウ」に立ち寄りました。
少し早いですが、ここでお昼を取ることにします。

イメージ 12





ここで頂いたのは、マンボウ串。
私は海産物ならあらゆる物を食べてますが、マンボウを食すのは初めてです。

イメージ 13




食感としては、鶏肉に似た感じでとても美味しいです(^^)
とても気に入り、もう1本頂きました。

イメージ 14


市場に出回ることがほとんど無いマンボウ
なかなか美味しい珍味でした。




本格的な昼食としては、道の駅の食堂でご当地の「さんま寿司」を頂きました。
こちらも美味しかったです(^^)

イメージ 15




詳細レビューは食べログに記しました。





さてさて、食事を済ませたら、
以前のトラウマでフェリーの混雑が心配なのであまり長居する訳には参りません。
行きと同じく、国道260号→国道167号というルートで鳥羽を目指します。

イメージ 18




こちらは行きで目に止まった桜並木の下でバイクを撮影。
たった1日しか経ってないですが、結構桜は散っています。
満開の頃は短いですねぇ

イメージ 16


イメージ 17





往路でも目に止まった牡蠣養殖が行われている入り江。
一見すると、池や沼のように見える場所ですが、
しっかりと海に繋がっています。
志摩の海岸線の面白いところですね(^^)

イメージ 19





昨日、フェリーを降りて給油したスタンドと同じ場所で給油を行い、
鳥羽港へ到着したのは13時20分頃。
14時10分発のフェリーに乗船できるとのことで、ひとまず安心しました(^^)

イメージ 20




フェリーがやって参りました。
行きの時と同じく、鳥羽丸です。

イメージ 21





今回も特別室へ乗船。
行きの時は仮眠のため、ほとんど船旅を楽しむことはできませんでしたが、
今回は時々デッキに出たりして景色を存分に楽しみました(^^)

イメージ 22


イメージ 23


イメージ 24


イメージ 25




揺れもほとんど無く、快適な船旅でした(^^)
また訪れたいです。紀伊半島

イメージ 26


イメージ 27


イメージ 28





定刻の15:05に伊良湖港に到着しました。
1時間足らずの船旅は、やはりあっという間ですね。

イメージ 29




さぁ、ここから長い帰路です。
国道42号を浜松方向へ。
行きは極寒で強風の中でしたが、うららかで最高のツーリング日和(^^)

イメージ 30


イメージ 31





道の駅 「潮見坂」に立ち寄りました。
午前中まで熊野灘を見ていたのに、今は遠州灘を眺めています。

イメージ 32





陽が暮れ始めてきました。
ここまで、旅のメインルートとなってきた国道42号も、
浜名湖の手前でお別れです。

イメージ 33





国道1号をひたすら東進します。
バイパスは可能な限りハイスピードで距離を稼ぎました。

スズキの本丸の前を通過。

イメージ 34




掛川付近で日没を迎えました。
残念ながら陽があるうちに
熊野灘、伊勢湾、遠州灘駿河湾の4つの海を眺めることはできませんでしたね。

イメージ 35




渋滞は掛川付近と、島田市内で断続的に発生。
特に島田市内は国道1号バイパスの迂回路上で発生したため、
抜けるまでに結構かかりました(^^:

沼津市内で最後の給油を行い、
ここからは往路の国道246号ではなく、
そのまま国道1号で箱根峠を越えました。
(このあたりから、体力的に結構ヤバかったです・・・)


茅ヶ崎市内で夕食にラーメン屋へ立ち寄ったのが23:30頃でした。

イメージ 36




実は私、ここから先の帰路ですが、まったく記憶がありません。

猛烈に押し寄せる眠気と、肩や背中の痛み、
丸3日の振動への曝露で感覚がほとんど無くなったお尻と戦いながら
気付いたら自宅に居たような感じです(^^:



今回の原付2種潮岬限界ツーリング

総走行距離は 1178km

となりました。

今回のツーリングで掛かった交通費(ガソリン代)は

セルフ富士バイパス 5.34L 753円
ENEOS鳥羽SS    5.31L 738円
ENEOS下里SS    6.39L 939円
ENEOS鳥羽SS    5.38L 748円
KIGNUS沼津    5.79L 776円

総給油量 28.21L 計 3954円


約4000円で紀伊半島を周遊できた今回もリーズナブルなツーリングでした。