祝!! 国道6号線二輪全線再開通記念ツーリング③
国道6号線制覇復路。
この日は、先日走ってきたルートと同じ
国道6号を逆方向へ走り、1日で帰宅します。
10年前の6号線制覇の復刻です。
前日は、かなり久々にベロベロになるまで飲んでしまい
気が付いたら朝。という有様でした (^^)
仙台は治安が良いので、カプセルホテルでも飲みすぎても安心です。
出発は8時半頃でした。
準備を行い、出発したのは9時でした。
こちらは仙台市中心部です。
こちらは国道4号線です。
雪を被った蔵王の山々が遠くに見え
とても綺麗で新鮮でした (^^)
岩沼市の4号と6号の分岐です。
いつもここを通るたびにもどかしい思いでしたが
いよいよ、ここを左へ行く時がやって参りました。
南相馬方面を目指します。
亘理町付近で給油を行いました。
山元町の眺めが良いコンビニで小休止です。
ご近所に住まわれている方とお話しし、
この辺一帯が津波に襲われたこと
むかしは住宅が一面に広がっていたことをうかがいました。
自分が住まわれている地域がこのような目に遭い
さらに今、武漢肺炎の影響が迫り来るなか
私達ライダーを温かく迎えて頂けることにはとても感謝致します。
こちらは、山元町の6号標識。
やはり、晴天が似合いますね!!
眼下に、先日全線再開通した常磐線を眺めます。
画像の電車の1本前には
品川へ行くと思われるひたちに遭遇しました。
武漢肺炎が収まったら、こちらでも仙台に行きたいですね。
再び、福島県に入りました (^^)
新地町を走行中、向かい側に発電所・・? のような巨大な建物が。
むかし走った時もあったでしょうか?
行きで目を付けていた、
松川浦のほっき飯をいただける海鮮料理店に入りました。
こちらが、ほっき飯です。
前にTVで取り上げられていて、ずっと食べたいと思っていました (^^)
刺身もとても美味しかったです!!
食後は、松川浦大橋を渡りました。
松川浦を一望できる場所へ到着!!
あまりにも美味かったので
ここで、2杯目のほっき飯をいただきます。
さすがにお腹いっぱいになりました (^^)
そして、風が強く、とても寒い・・・
素晴らしい眺めです (^^)
福島県では数少なくなった、「初めて訪れた場所」です。
両側に海が見える、松川浦のド真ん中です。
壮大な眺めですね (^^)
またまた、夏ごろには来たい場所ですね (^^)
国道6号線に復帰します。
もうすぐ、再び帰還困難区域が近付いてきます。
ここから、帰還困難区域です。
この区間を走っていて気付くのが
沿道の看板が当時のままであること。
どれだけの長い期間が経ったかがわかります・・・
双葉町に入りました。
行きでは立ち寄れなかった
これが、現在の第一原発の姿です。
(思っていたよりも間近に見れました)
果ては日本全国の方々に大きな損害を与えた原発の存在。
しかし残念ではありますが、今やこれからのエネルギー事情を鑑みれば
原発は無くてはならない存在であると思います。
今も人が還れぬこの地域の状況を多くの人々、電力関係者がしっかりと理解し
より、安全性を高めていかなければと思いますね。
ここまで、なんとか雨に降られずに済んできたものの
よりにもよって、帰還困難区域のド真ん中で降り始めてしまい・・・
(この後、自宅までずっと雨)
この場所でレインスーツを装備しました。
人家でもあるため
帰還困難区域を写すとは何事か!!
というご意見もあるかも知れませんが
私は、1人でも多くの日本国民が
感じることが大事だと思っています。
なので、敢えて掲載させて頂いております。
こちらは、富岡町、夜ノ森の中心部です。
お店の看板など、チェーン店のものも見られますが
昔のスタイルのままであるものが多く
時の流れをさらに感じます。
ここは、2011年3月11日で時が止まっています。
今は、この街に再び人々が戻って来ることができ
活気が戻って来る日が早く来ることを願うのみです。
帰還困難区域を通過し、
再び訪れたのがこちら、道の駅「ならは」
本当は雨天なので、
日中は走行距離を稼ぎ、北茨城あたりで温泉に浸かろうかと思いましたが
折角、10年前の復刻ツーリングなので。
ここ、道の駅「ならは」は
長らく警戒区域での復興・除染事業を行う事業者の拠点となっていましたが
つい昨年、警戒区域縮小に伴って道の駅としてリニューアルオープンとなりました。
中の様子。
リニューアルこそされましたが
基本的には10年前と何も変わってないですね (^^)
勿論、温泉の内部も当時のままで、
泉質も大変良い「ならは温泉」で
懐かしさを一層感じました (^^)
10年前の最初の6号制覇の時も、ここで英気を養い、水戸まで走りましたねぇ・・・
(今はライディング装備の向上のお陰で,、ここから自宅は余裕ですが)
こちらは、道の駅から眺める国道6号。
実に懐かしい景色です。
ここから海も見えました (^^)
道の駅「ならは」で日没を迎えたところで、あとは自宅へ向けてひたすら走ります。
よつくら港の付近です。
この後は、いわき市内のバイパス付近では
雨に加えて気温が急降下。真冬の極寒さながらとなり
耐寒インナーに耐寒グローブ+レインスーツと
完全重装備で自宅まで走り切りました。
雨は最後の最後まで強く降り続け
遂にレインスーツやグローブカバーの耐水性能を超え
耐寒グローブは中までビチョビチョ。
ブーツも浸水するなど
後日、風邪を引かなかったのが不思議なほどでした。
こちらは千葉県内のコンビニで最後の休憩をしたところ。
自宅到着は午前2時頃
全行程の走行距離は758kmとなりました。
記念すべき最初の国道6号線全線走破ツーリング
天気は残念なものでしたが
懐かしさと感慨深さ、達成感。
そして帰還困難区域での現状を考えさせるものとなりました。