伊豆半島・土肥温泉ツーリング

今季もいよいよ、私にとって最悪期とも言える冬がやってきてしまった。

近年はまともな秋と言うものが無く、
気付けば1週間そこらの短い期間で冬になると言う異常気象に、
体もなかなか付いて行かず、先週頃よりどうも体調も優れない・・・


この2連休も本来、今季最後の東北方向への限界ツーリングとして
仙台へ行くことを構想していましたが、この急激な寒さは最早その気力すら打ち砕き

今季初めてとなりますが、越冬地の伊豆半島へ行くこととしました(^^)


しかしながら伊豆も以前は東京などと比べればかなり温暖だったのですが、
近年は南伊豆へ行っても寒い場合が多く、越冬地とはならなくなってしまいました。



今回は久々の超早朝出発。
朝、4時に起床して5時過ぎには自宅を出発しました。

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今回のルートは
首都高→横浜新道→新湘南バイパス西湘バイパスで小田原を目指します。
有料道路を使った場合の、伊豆エリアへ赴く最安値ルートです。
東名経由で行った場合、首都高などを含めれば少なくとも3500円は掛かりますが
このルートであれば1900円で済みます。


行く手に富士山が見えます。

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西湘バイパスを走行。
相模湾を横手に一望しながら走るこの道路は良いですね(^^)
急ぐ旅でもないので、海を見ながら60km/hくらいでゆっくり走ります。

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西湘PAに立ち寄りました。
ここが東伊豆の玄関口ですね。
この日は平日なので、バイクは少なめでした。

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東伊豆からツーリングに行くときは、必ずここに立ち寄ります(^^)
PA内は改修? 工事が行われてて喫煙所の位置などが変わってました(^^:

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西湘バイパスは終点の早川ICで降り、
最初に向かったのは小田原港の魚市場です。

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ここの魚市場食堂で海鮮の朝食を頂きます(^^)
この界隈の海鮮系のお店は11時から営業が多いですが、
ここは平日なら朝7時から営業しているのでとてもオススメですよ。

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おすすめ品に、イナダの漬け丼の名があるのが目に付き、
この日はこれに即決です(^^)

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カマスといえば、千葉内房の魚とのイメージがあったので意外でした。
朝からなかなかボリューミーです。


漬け丼、とても美味しかったです(^^)
ご飯大盛り無料なのも嬉しいところです。

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魚市場は平日の朝ということで、とても大忙しでした。
市場の方々の邪魔にならぬように歩きますが、
フォークリフトに轢かれそうになる場面も。

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ゴマサバです。この時点で美味しそうです(^^)

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さて、食後はツーリングスタートです。
今回、私としては珍しく熱海に至るまでの全ての区間でフルに有料道路を使いました
この先の湯河原~熱海区間の135号の渋滞を回避するためです。

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135号の景色なら見慣れているところですが、
真鶴道路や熱海ビーチラインは滅多に乗らないので、新鮮な景色です。
135号だとこの区間はトンネルで抜けてしまうんですよね。

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途中、城ヶ崎海岸へ休憩で立ち寄り、
さらに東伊豆海岸線を南下します。
こちらは伊豆大川付近です。

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お次に寄ったのは、稲取にある食事処「磯辺」
先程、小田原で海鮮丼を食べたばかりですが・・・・また食べます(^^:

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いただいたのは、山盛りの鯵丼です。
相模湾の新鮮な鯵がこれでもかってくらいに山盛りになっていて
なかなかご飯にありつけない程です。
私はこれの大ファンで、お店が営業している時はほぼ必ず食べに寄ります(^^)

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鯵は近年、関東地域では不漁が続き(海が荒れることが多いのが原因かも?)
お値段は1700円と少々お高めとなってしまいましたが、
これだけ新鮮な鯵を山盛りに出してくれるお店そのものが他には無いため、
一食の価値はございます(^^)




食後、駐車場に戻るとお隣には新型スカイウェイブが。
新型欲しいですね~(^^)

というか、未だかつて同じバイクでツーリングに行ったことが無いので、
いつかは行ってみたいものです。
(そもそも乗っている人がほとんどいない)

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この後は、桜で有名な河津を経由し、立ち寄ったのはこちら、
尾ケ崎ウィングです。

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ここは下田へ向かう国道135号の途上にあって、
絶好の眺望のPAなので立ち寄る人が多いです。

ちなみに、稲取を過ぎ、この付近まで来ると体感温度が変わってきます。
黒潮の影響を受けるので暖かいです。

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伊豆大島神津島などの伊豆七島も綺麗に見えました(^^)

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さて、ここからは南伊豆のマーガレットラインを走り、
西伊豆エリアまで走りを楽しみます(^^)

こちらはかつて、こあじ亭という伊豆を訪れるライダーにためのハウスがあり、
私も幾度となく通ったのですが、ご主人の体調不良のため閉店されました。
しかし、ご主人が運営されていた伊豆ツーリングサイトは大変参考になり、
今でも愛用しております(^^)

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西伊豆エリアに入ると富士を吹き降りて駿河湾を超える台風並みの烈風が襲います
車体のコントロールも困難になるほどの風の強さです(^^:

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こちらは松崎付近。

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クリスタルパーク近くにある黄金崎まで一気に走ってきました。

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ここに立ち寄った目的は、
こちらの「こがねすと」でとあるものを買うためです。

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それは、私がこよなく愛している塩鰹茶漬けです。
これ、とても美味しいんです(^^)
すぐ無くなってしまうので、2箱買いました。

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凄まじい風で波しぶきがここまで舞って来るほどですが、
黄金崎を散策します。

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荒々しいですね。
立っているのもやっとの凄まじい暴風です。

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頭は雲に隠れていますが、富士山も眺められました。

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すっかり、身も心も冷え切ってしまったので・・・
この後はすぐに温泉に向かいました。

こちらは国道136号線を走行中。

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黄金崎から走ること約十数分で本日のお湯屋へ。
今回、訪れたのは事前にネットでサーチした、
前々から入ってみたかった土肥温泉のたたみの宿の日帰り温泉です。

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館内はネット情報だと全館たたみ敷きで煌びやかなイメージがありましたが、
結構、古くからある宿を改修したものなので、
絢爛豪華という感じはせず・・・(^^:

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土肥温泉と言えば、
洗車倶楽部管理人であり師匠の正武様の奥方様が大変絶賛されていた温泉地で、
その泉質にはかなり期待をしておりましたが、

露天風呂は7階の吹きっさらしの場にあり、
駿河湾から吹く、あの烈風により浴槽の湯も駿河湾のごとく荒々しく波立つ状態。
そのお陰でお湯もぬるく、命がけの入浴となりました(^^:


泉質は良いことは良いのですが、若干薄い感が否めないですね。
同じ伊豆地域であれば、伊東や赤沢のほうが良いお湯の気がします。



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造りはなかなか良いですが、やはりホテルの日帰り温泉なので、
休憩できるスペースが限られるのが難点でした(^^:

これで日帰り入浴1500円は、同コンセプトでほぼ同じ料金で、
さらに大きく綺麗な日帰り温泉を知っている目からすると、少々厳しいですね。




まぁ、初めての土肥温泉で身も心も温まったところで良しとしませう。



ここで完全に日没を迎えたところで、この後は沼津へ向かいます。
当初、県道17号の海沿いを行くのが最短で、そちらで行くつもりでしたが、
県道17号は道幅が狭くタイトなので、
西伊豆スカイライン経由で沼津を目指すルートを通りました。


日没後の西伊豆スカイラインを走るのは初めての経験でしたが、
戸田峠から見る沼津市街と眼下の戸田の夜景が綺麗でした(^^)

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しかし、結果的には沼津までの距離は15km以上遠回りとなり、
アップダウンも多かったので、ルート選定ミスだったかも知れませんね(^^:




沼津港には20時前頃に到着しました。

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夕食は、いつも立ち寄る安定の丸天で・・・

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駿河三色丼を頂きました(^^)
生シラス、釜揚げシラス、生桜えびの三色丼です。
朝、昼、晩、三食とも海鮮系の1日でした。

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食後の帰路は、一般道の国道246号を都内まで走りましたが、
裾野や御殿場などの山間部は気温0℃近くの極寒地帯。
更に、この日は今季一番寒い夜で、都内に入っても寒さは続き、
体の芯まで冷え切ってしまったところで、三軒茶屋付近で事故による交通マヒと
なかなか辛い帰路でした(^^:

下の写真は事故現場付近。完全に交通マヒで動かざること山の如しです。

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空いていればオール一般道で帰ろうと思ってましたが、
たまらず渋滞を抜けたところで三軒茶屋ICより首都高に乗り帰りました。


自宅到着は0時半頃。
今回の走行距離は476km

給油回数は下田と国道246号上の2回
掛かった給油代は2814円でした。