山形県米沢・赤湯温泉ツーリング②
赤湯温泉の宿、丹泉ホテルの朝です。
朝風呂にも入り、赤湯を楽しみました。
泉質は実に良いのですが、熱かったです(^^:
ゆっくりと過ごし、9時頃の出発となりました。
こちらは、出掛けに見つけた
カントリーマーム ずんだ味。
こちらは、赤湯の温泉街です。
結構小ぢんまりとした、奥座敷といった印象です。
昔は、このへんは上杉家の湯治場だったそうですね。
さて、出発します。
梅雨真っ只中でありながら、この日も晴れてくれて大変嬉しいです(^^)
田園風景と、置賜の山々の景色が綺麗ですね。
まず訪れたのは
前日に時間切れで訪れられなかった、上杉家廟所です。
ここには、謙信公以来の歴代上杉家の当主が眠っておられます。
バイクは駐車場に停めました。
説明はコチラです。
米沢藩主としての初代も、謙信公から数えているのですね。
上杉と言えば、この旗印です。
越後以外で見るのは、なかなか新鮮です。
この旗印が、我が職場に翻る日もそろそろです・・・
こちらが、あの有名な、上杉謙信公が
本当に眠っておられる場となります。
なんだか、とてつもないパワーをいただいたような気がします・・・
こちらは、二代 景勝公のお墓です。
越後と米沢、二つの地の主として
今なお語り継がれている大名は大変珍しいですね。
私も、ようやく謙信公にご挨拶することが叶いました (^^)
ここは、米沢へ来たならば絶対に訪れておきたいところですね。
上杉家廟所への訪問叶った後は、食事です。
訪れたのは、私の先輩イチオシの蕎麦屋
「粉名屋小太郎」です。
このお店の歴史は古く、
江戸時代の頃より、米沢藩の御用達だったそうです。
お店の造りは、中庭の庭園があり、実に赴きある、凝った造りで
歴史を感じさせますね (^^)
今回頂いたのは、五段重ね割子蕎麦。
それぞれ違った薬味で楽しめます。
付け合せも大変美味しゅうございました (^^)
米沢と言えば、米沢牛が最もクローズアップされがちですが
実は信州などと同じく、盆地の気候のため、蕎麦も大変美味しいです。
こちらも前々から気になっていたお店なので、訪れられてよかったですね。
食後は、米沢駅方面へ移動。
米沢駅向かいにある、杵屋というお店に立ち寄りました。
ここでは、米沢牛丼を食べました。
また・・・米沢牛です (^^:
それほど美味しいです!!
当然ですが、巷で食べる牛丼とは全く違いました。
こちらは、米沢駅です。
杵屋の窓からも見えましたね (^^)
折角なので、駅の内部を散策してみました。
山形新幹線は、米沢は全列車が停車するそうです。
大宮、宇都宮、郡山、福島で米沢なので、
新幹線で来れば結構近そうですね。
前々から来たいとは思っていましたが、
地理的な問題でなかなか訪れられなかった米沢。
今回、初めて訪れましたが、実に素晴らしいところです。
東北の魅力が、凝縮されたような地ですね (^^)
名残惜しいながらも、米沢へ別れを告げ・・・
ここからは会津方面に向けて走ります。
西吾妻スカイバレーを目指します。
米沢は晴れていましたが、
会津側へ入ると、雲が出てきました。
こちらは、檜原湖です (^^)
五色沼付近で給油を済まし、
つい先日、再開通されたばかりの、磐梯吾妻スカイラインを目指します。
裏磐梯のレークラインを走行。
途中、三湖パラダイスへ立ち寄りました。
雲に若干隠れていますが、磐梯山も見えました (^^)
裏磐梯レークラインは、
裏磐梯の湖と山々、木々を眺めながらの快走ワインディング。
久々に走りましたが、とても良い道です。
こちらは、秋元湖です。
いよいよ、磐梯吾妻スカイラインへ。
3年振りの走行になりますかね?
以前は雪の回廊の時期には必ず来ていましたが、
ここ最近は吾妻山の噴火警戒レベルが上がった関係で
シーズンはすっかり来れなくなってしまいました。
さらに、土湯ゲート側から登るとなると
5~6年振りになりますかね。
久々の絶景と走りを楽しみました (^^)
浄土平駐車場へ到着!!
後ろには、吾妻山ビジターセンターが見えます。
何年にも渡る長期の通行止めで、
残念ながら施設の維持もままならず、廃業となってしまいました。
ここは毎年、雪の回廊~秋の紅葉シーズンまで
多くの観光客やライダーが集まる
福島県でも随一のスポットでした。
特に冬季通行止め明け最初の週末やGWなどは
関東や東北などのライダーが雪の回廊を求めて集まり
非常に賑わいのある場所でした。
噴火警戒レベルの上昇による安全確保も大事かも知れませんが
規制、規制でなく、もう少し考えて貰いたいものです。
吾妻小富士へも登ってみます。
この絶景も、久々に見ました。
壮大ですね!!
春先は、吾妻山もまだ冠雪しており
閉口するばかりの絶景です。
来年はまた、雪の回廊を見に来たいものです (^^)
この写真を撮っている時に、
上空を飛行機が通過しましたが、
標高が高いため、巡航高度に近いのか
かなりの速さで飛び去りました (^^)
さて、土湯ゲートでは、警備の方から、
高湯温泉側へは抜けることができないと聞いておりましたが
磐梯吾妻スカイラインは、ここからが本当に絶景のポイントなため
引き返すことは想定の上で高湯側へ向かいました。
やはり、この景色は見ておきたいですよねぇ。
恐らく、この先は行き止まりになると思われるので、
福島平野を見渡せる、このポイントで引き返します。
眼下には福島市街が見えます。
このまま真っ直ぐ走れば、
福島市内まで10km少々なので
引き返さねばならないのはもどかしいですね (^^:
ですが、素晴らしい景色です。
再び、浄土平駐車場へ戻って参りました。
平日で夜間通行止め間近ということもありますが、
こんなにガラガラなのは初めてです。
私は何処へ行っても、空いていて人込みや渋滞が無い方が良いのですが・・・
震災から幾年か経ち、有料道路を無料開放するなど
県や自治体の努力があって、ようやく観光客が戻ってきた矢先で残念な思いですね。
このあとは、スカイラインを土湯側へ戻り、
スカイラインからだとなかなかの距離でしたね (^^:
こちらは、途中で撮影した磐梯山です。
夕暮れ時のシルエットが美しいです (^^)
走行距離は、約800kmとなりました (^^)