フレア初出動で房総半島へ

先日、3月3日に納車されました私の通算4代目のお車、フレアですが・・・

保険の入れ替え、デミオからの装備移し替えなどなど
ひととおりの準備ができましたので

早速ではありますが、千葉県は勝浦まで1泊2日で出掛けて参りましたので
今回、フレアのレビューを兼ねた記事を記載いたしたいと思います (^^)


軽自動車ご購入またはお乗換えを検討中の方々へ
有益なものになれば幸いです。




この日は仕事終わりで、自宅を出発したのは13時過ぎ頃。

前を走るのは私の前前車です。
まだ、この車に乗っている人がいらっしゃったとは・・・

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道の駅たけゆらの里おおたきへ到着。

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これからは軽スペースに車を停められるのが良いところですね (^^)
デミオより大きいんですが・・・



さて、勤務終わりで疲れているので温泉へ参ります。
訪れたのは、年始に来て以来リニューアル後2回目となる
鴨川グランドホテルの温泉です。

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眺めも泉質も素晴らしいところです (^^)
入浴料は昔と比べ、ちょっと高くなりましたが・・・
外房界隈では一番良いところです。

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夜のロケーションも実に良いですね。

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お次のお食事は、こちらも外房では幾度となく訪れている鴨川の名店
「丸藤」です。

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寿司を食べるのはかなり久々 (ひょっとしたら年明けて初かな?) です。
常に地魚を使っているのでとても美味しい!!
寿司はたまに、うまいところで喰うに限ります。

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お会計は締めて3900円也!!
地魚なので腹いっぱい食べてもお安いのも有難いです。
ここは特にオススメですね (^^)





お食事の後はお宿へ・・・
約7年振りとなる、東急ハーヴェスト勝浦へ。

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タワー型の全室オーシャンビューのホテルなので眺めが実に素晴らしいです。
夜ですが・・・

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こちらは、本日の朝食・・・
1826円でバイキングをいただけます。
地のものを使っていて大満足ですね (^^)

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昼間の眺め。
雨なのが残念です (^^:

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本当はこのあと、館山のほうとか回ろうかとも思っていましたが、
天気も良くないので、まっすぐ帰宅することにしました。

こちらは千葉市内で休憩中。

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自宅には14時半頃に帰宅しました。






さてさてお待ちかね
フレアカスタムスタイルXT
(ワゴンRスティングレー) を
約300km乗ってみたレビューの紹介です!!


今回、ある種勢いに近い感じで買ってしまったフレアですが・・・
果たしてその性能はどうなのか?
普通車からのダウンサイザーから見た軽トールワゴンは買いなのか?

これまで4台の車に乗り継ぎ、初の軽自動車、
また、これまで数多くの車に乗ってきた目線で
実用性、質感、走行性能等をしっかり評価致します。


良いも悪いも正直に書きますので
オーナーの方は気を悪くする可能性もありますので
あらかじめご承知おきくださいませ


評価は◎ ○ △ ×で表させて頂きます (^^)




・動力性能 ◎

必要にして十二分過ぎる性能に驚愕しております。
前モデルのワゴンRより搭載されたR06A 658ccエンジンは、
吸排気可変バルブ(VVT)搭載で全域で高出力を発揮し、
更には排気タービンとの組み合わせで、おおよそ軽とは思えない加速感と
スポーツカーさながらのエンジンフィーリングでございます (^^)

正直、コスト重視のダウンサイザーの私としては、
前車のデミオが1.5Lだったため、性能にある程度満足できないのは
織り込み済みでございましたが・・・

ハッキリ言って、
私が乗っていたDE5型デミオより速いです!!

デミオオーナーが言うのですから間違いはありませんし、
盛ってもいません。
体感的には現行1.5XDデミオと同じくらいかな?
正直、これは想定外の高性能でした。

ワゴンRの仕様を見ると最大トルクは3000rpmで発揮するとのことで
ワゴンRのインプレ動画をみたところ加速時の回転数は2500rpmで
速度が乗ってくる感じでしたが、
なぜかこの車の場合、普通の走行をしていれば2000rpm以上は使いません。

加速は下から太いのでスルスルと乗ってくる感じで、
中間加速からはターボが炸裂するので2段階で体感があります。
特にターボが効いた時には背中を押される感覚は病みつきになりますね。

十分、巷の一般車をブチ抜いたり煽れる性能がございます。
そういえば、デミオに乗っていた頃、
同型のワゴンRに何度となく遭遇しましたが、やたら速かった記憶があります
当初はただカッ飛ばしているだけかと思いましたが、
なるほど・・・これは確かに速いです。
おおよそ、この動力性能で不満に思う人はいないでしょうね・・・
(これでダメなら、セルシオにでも乗ってくださいw)


・パワートレイン ○

前車デミオと同様、電子制御式CVTです。
変速ショックやパワーロスが無いのは良いですね。
アクセルワークで回転数を合わせればうまい具合にリニアに加速できるので
デミオの頃から気に入っています (^^)
7速MTモードが付いていますが、オマケみたいなもんです。
ただ、極低速時のギクシャク感が大きく気になります。
都市部走行では後述のブレーキ特性の理由もあり、停止直前にNに入れることが多いです。


・足回り ○

ワゴンRだとスティングレーのターボモデルにはスタビライザーが
付いているというお触れ込みだそうなので、確かにクイックです。
前車デミオの足がしっかりしていたため、比較してしまうと
やはり軽なので劣るところはございますが、それでも15インチを
穿いていることもあり、必要十分ではないでしょうか?
国道297号のワインディングでは、Rのきつい部分で
結構深く切り込みましたが、ロールすることもなく上々です。
エンジンの性能から考えて、もっと固めでも良いかと思いますが、
まぁ、軽という規格上、トールワゴンの車体構成上は限界でしょうね。
タイヤが16⇒15インチとなったため、一般道での扱いは良いです。
ただ、ギャップの吸収があまり良くありません。
結構、足を取られたり、乗り越え時の音が大きいです。
タイヤ替えれば、気持ち程度はなんとかなりそうですが・・・
ブレーキに関しては、以前誰かが仰っていた記憶がありますが、
スズキの特性を引いているのか、タッチが甘く結構踏み込まないと効きません。
運転するうちに慣れるレベルですが、マツダの普通車は最近はブレーキが
強化される傾向にあるので、最初は少々危なっかしく思いました。
また、特に足が温まる前ですが、
極低速時⇒停止時のカックン感が良くありません。
(私は停止感を感じないブレーキングを心掛けているので)
そのため、時速10km前後でギアを抜くことが多いです。
(エネチャージによる回生が途切れますが、そもそもアイドリングストップ
を常時OFFにしているため無用の長物)


・燃費 ◎

納車後に満タンにして、翌日に約80km
さらに今回、房総半島往復で250km走行しましたが、
まだ半分ほどガソリンは残っています。
これだけの燃費であれば十分ではないでしょうか?
常用回転域が低いので、良好な燃費を維持できるようです。
私のスカブ650と比べても遜色ない燃費なのは嬉しいところです。


・居住性 ○

エンジン音はとても静か。軽自動車とは思えません。
4気筒車に乗っているのとほとんど変わりませんね。
N-WGNに乗った時は、非常にパワー感がある力強いエンジン音が
魅力的でしたが、こちらは意外や意外にもマイルドな感覚です。
ワインディング時や直線高速走行ではターボサウンド
まるでターボプロップ機のような重低音を奏でるので実に良いですね。
内部の質感も軽自動車としては上々。
メーターパネルも視認性がとても良く配置も良いです。
一部、細部の質感に甘さがみられるところはありますが、まぁ許容範囲です
後部座席や助手席に乗る分には、特に窮屈感は感じないと思います。
(デミオは後ろが狭かった・・・)



・デザイン ◎

とてもイイです。特にリアがシャープながらも気品に溢れていて良いですね
フロントビューもダイナミックさがあって良いのではないでしょうか?
パールホワイトですし実に洗車のし甲斐があります。


・乗り心地 △

△にしましたが、まだ改善の手法があるので△なだけで、
実質的には限りなく×に近いです。
助手席、リアシートは問題ないのですが、運転席のシート質感が酷いです。
乗っていると腰が痛くなるという程では無いですが、
1時間程度経つと、腰骨のあたりから違和感を感じ始めます。
触ってみるとわかるのですが、助手席、リアシートにはしっかりとした
クッションが入っているのですが、運転席シートだけ電車のシートです。
(座ってみると歴然とした差があります)
これには本当に納得がいかないですね。
何故なんでしょうか?
ホールド感を高めるために敢えてクッション質量を減らしているのか?
(スティングレーは専用シート)
それとも、シートヒーターのためなのか?
はたまた前のオーナーが意図的に改造したのでしょうか?
正直、普通に使っていて4万kmでクッションがここまでヘタるとも
思えないのですが・・・
助手席、リアシートと比べてここまで歴然と質感に違いがあるのは、
普通ではないように思えます。

ちょっと、これでは京都・大阪どころか仙台に行くのも難しそうです。


気にしないことにしよう!!

と、することもできないわけではないですが・・・

全部のシートの質感がこうならば仕方ないと思えるのですが、
運転席だけダメなのは納得がいきません。
恐らく、運転席シートは近いうちに改造に出すと思います。

また、ペダル位置が近すぎて足の甲が疲れます。
もっと奥行き深くに設置して欲しかったです。
これは慣れである程度なんとかなるでしょうね。

ステアリング位置ですが、チルドの角がもっと下がって欲しいと思ってます
私は10時10分の握りが最も適しているので、
今、チルド位置は最も下まで下げてますが、それでも腕が疲れますし、
かえって座面を上げれば沈み込みの深さが浅くなって腰痛が悪化します。
とりあえず、9時15分の握りに改めることで一応は解消。
シートのアンコ盛りをすれば座面が上がって良くなるでしょうか?



・その他の要望

・ギアをDに入れた時にエアコン操作パネルに一部が隠れて見えない
(設計ミス?)
・ヘッドライト点灯までにスイッチONから0.5秒程のラグがある
(デミオと同じディスチャージ型だがデミオはそんなことなかった)
・ギアをP⇒R以降へ入れた時のショックが大きい
アイドリングストップは常にキャンセルできるようにして欲しい
(エンジン再始動後は改めて設定する必要がある)



レビューはこんなところで・・・



総合評価はまぁ ○ でしょう。


改善を要するのは運転席シートだけで、
それ以外は特に大きい問題と言う問題は無く、
極めて高い走行性能は非常に買いだと思っています!!






特にご存知の方も多いと思いますが、
維持費の面でのメリットは非常に大きく、


34500円 ⇒ 7200円

重量税
12600円 ⇒ 6600円

任意保険料
8600円減


特に自動車税の優遇は毎年掛かるだけに素晴らしいですね。
今までなんてバカみたいな税金を上納していたんだろうと思います。


私は今、大型バイクと原付2種スクーターも保有していますが、
フレアを含めて3台トータルの維持費が
デミオ1台の維持費を下回っています。


いくら維持費が安いとはいえ、性能面で見劣りすれば
軽自動車なぞ乗りたくないと思う方も多いかも知れませんが、
レビューをお読みいただいた方ならおわかりのように、


性能面はコンパクトカーと遜色ないか、
ターボ車であれば車種によっては
コンパクトカー以上です!!


もう、普通乗用車には戻れないですね (^^:



レビューにて酷評した部分も、
過度に質感を求める人や、日常的に長距離を乗る人ではない人、
車を単なる足として割り切っている人以外はさほど問題では無いですし、

更に、単なる足として徹底的に割り切れる人であれば、
N-VANという選択肢もございます。


N-VANはたいへんデザイン性や機能に優れているだけでなく、
車種区分上は軽貨物に分類されるため、

自動車税は破格の5000円です。



このように、車所有者への世間的な締め付けが一層厳しくなる昨今で
メーカー各社とも軽自動車への力の入れようは目を見張るものがあり、
私のように、車に対してある程度の性能を求める者から、
移動手段として扱うユーザーまで、
万人にとって満足できる車種と思えますね (^^)


恐らく、私は今後も軽自動車に乗り続けることでしょう。



軽自動車に対し、多少なりとも偏見をお持ちの方
(私もそうでした・・・)

にこそ、是非ともお乗り頂いて、
その魅力を感じて頂きたいものでございます。