2018年夏 中国地方周遊ツーリング⑥
中国地方ツーリングも、はや5日目
この日の周遊スポットは島根から鳥取へ向かいます。
残念ながらこの日は
朝から今回のツーリング始まって以来の本格的な雨です(^^:
今回泊まったのは、
長期のツーリングでは1回は利用するドーミーイン。
昨年、今年春先の仙台と同じく、昨年夏新築の快適なホテルでした(^^)
こちらは朝食です。
出雲そばと、サイズは小さいながらものどぐろがございました。
のどぐろは、サイズは小ぶりですが、味はのどぐろそのもの。
当初はこの日も早めに出発し、色々巡る予定でしたが
天気が絶望的な状況のため、
折角ドーミーインに泊まったことなのでゆっくり過ごし
出発はチェックアウト時間の10時となりました。
こちらは暖機運転中。
この最中、いきなり大粒のゲリラ豪雨が降って慌てて屋内に避難しました。
のっけから幸先が悪いですね(^^:
まず、何処へ行くか迷いましたが
日御崎、出雲大社は昨日行ったため
とりあえずは予定している、安来市の月山冨田城へ向かいました。
国道9号を走行。
雨は常に本降りということではなく
小康状態になったり、また強く降り始めたりと不安定な空模様。
でも、山陰側は回復傾向には向かっているようです。
こちらは宍道湖湖畔を走行中。
宍道湖、やはり大きいですね(^^)
途中のコンビニでバイクを停め、宍道湖を眺めました。
晴れていれば良かったのに・・・
とも思いますが、この日のような空模様は
神々が住まう出雲には、それはそれでマッチした雰囲気とも思います。
月山冨田城へ到着しました。
バイクは雨が当たらないスペースに停めることができました(^^)
ここ、月山冨田城は
先日訪れた吉田郡山城と同じく、今回のツーリングで訪れたかったところです。
出雲で隆盛を誇り、山陰の覇者であった尼子家の居城であり
難攻不落の要塞から、「天空の城」とも呼ばれていました。
駐車場の自販機には、尼子十旗で有名な山中幸盛が。
月山冨田城の説明はコチラ
資料館に入ってみました。
尼子氏と言えば
こちらは、冨田城の復元模型。
断崖の地形をうまく利用し
まさに要塞のごとき防衛力を持っているとわかりますね。
天気も悪く、あまり時間も無かったため
城の散策はできませんでしたが
今度時間がある時にじっくりと見てみたいですね(^^)
さて、この後は再び海沿いに戻り
境港を経て、美保関灯台を目指すことにしました。
冨田城を出る頃から雨は上がり、時折晴れ間も出てくるようになりました。
地元の英雄を大河に推す声は、全国どこにでもありますね(^^)
山中幸盛は活躍期のほとんどが尼子再興軍としてのものだったので
大河としては少々題材に厳しいかと思いますが・・・
米子西ICから、国道431号で境港方面へ走行し、
美保関灯台には15時15分に到着しました。
島根半島の東端に位置する美保関からは
こちらは隠岐諸島。
かすかに見えました。
かつて、連合艦隊がこの沖で演習中に
嵐の中で複数の艦艇が相次いで衝突し、
駆逐艦が沈没する痛ましい海難事故が発生したそうです。
こちらは反対側の、美保湾の景色です。
鳥取まで続く海岸線を一望できます。
大山は残念ながら雲に隠れていました(^^:
米子空港に着陸するプロペラ機が、すぐ上空を通過して行きました。
良き景観スポットを発見しました。
次に山陰を訪れた時も、ぜひ来たいと思います。
ここからは、
本日の目的地である鳥取市を目指します。
良い具合に撮れました(^^)
国道9号線を走行。
境港を過ぎると、急激に人家が少なくなり
長大な海岸線に風力発電が多く目立つ景観ロードになってきました。
コチラは大山です。
沿道の風景から、都道府県人口47位を実感しますね・・・
決して、悪い意味では無く良い意味です(^^)
私は周りに何もないところが好きなので。
京都まで249km
国道9号はほとんどが信号が無い直線ロード。
ツーリングらしい場所をようやく走ったような感覚です。
時折、海岸の至近を走る国道9号は、景色を楽しみながら走行できます(^^)
コチラは、日没直前に立ち寄った魚見台という岬。
夕暮れ時で最高の景色でした(^^)
こちらは鳥取市内に入ったところですが、
海岸線が実に壮大です。
日没後なのが残念ではあります(^^:
夕食には目星を付けておいた寿司屋へ行きました。
山陰に来たからには、昨日同様、うまい海産物をいただきたいですからね(^^)
訪れたのは、「北海道」という回転寿司屋
しかしながらこちらの寿司屋
お盆休み真っ只中ということもあり、席に座れるまで40分も掛かってしまい
肝心の寿司のクオリティはというと・・・
残念ながら大手格安回転寿司チェーンと同様のレベルでした。
地物のネタはほとんど無く、
米だけは地産のものを使っているようで、それなりの質でしたが
職人さんが握った寿司では無く、コストと回転率重視の
私が最も嫌悪感を覚える、自動シャリ製造機で握られたものでした。
注文しても頼んだものは一向に来ないため
廻っている寿司を取ってみたら、案の定カピカピでとても食べれる代物では・・・
ガッツリ頂くのも無意味と思ったため、
8皿、お会計2000円で退出となりました。
食べログではそれなりの評価のお店だっただけに、残念でしたね・・・
今ツーリング最後の夕食が残念なものになってしまいましたが
これは私が求めていたレベルとお店がマッチしなかっただけと
割り切るべきですね(^^:
食後は、本日のお宿へ。
嬉しいところが天然温泉付き
お部屋はなかなか珍しい、ロフト付きでした。
この日の走行距離は235km
天気と夕食は少々残念でしたが、
それでも鳥取、島根の綺麗な海岸線を楽しめたツーリングでした(^^)