越後春日山 斑尾高原ツーリング①
出発の前週時点で磐梯吾妻スカイラインは降雪のため通行止めとなっており、
念のため、出発3日前に現地の道路状況を再び確認したところ・・・
磐梯地方全域で降雪となってしまっており、
全て通行止めの状況となっておりました(^^:
不可能であり、この時点で早々に中止確定。
(逆を言えば、知らずに赴いていたら大変なことになっていました・・・)
今回、裏磐梯の東急ハーヴェストを予約していたものの、早急にキャンセルを入れ
万一の代替案として考えていた北信州、斑尾高原の東急ハーヴェストを予約。
一応、斑尾にも道路状況は確認しましたが、
こちらのほうはまだ大丈夫だそうです(^^)
かくいう顛末と相成り、11月2日は自分でも全く予想だにしていなかった
関越道を走行することに・・・
こちらは外環自動車道。
出発は7時頃でしたが、一般道、外環共に混雑気味でした。
やはり首都圏は日の出前通過が鉄則のようです。
関越道に入ると車は多いながらも流れは快調となりました。
ここからはあまりハイスピード走行することなく、
燃費重視で巡航速度でゆっくりと流しました。
そそ、途中で甘楽PAへ休憩に立ち寄った時ですが、
見知らぬご婦人より
「先程、私達の車の後ろを走っていましたよね?」と声を掛けられる。
その方の後ろを走っていたかどうかなど私にわかるはずはなく、
最近、問題になっている煽った、煽られたの文句だろうか?と思ってましたが・・・
「他のバイクは車の間を縫って行ったり、危ない走りをしていることが多いけど
あなたの走りはピタッと一直線で、とても正統な走りをしている。思わず声を掛けました」 とのこと・・・
あらら、意外なご意見でございました(^^:
他ではあまり見掛けないバイクなので、
車両のことで声を掛けられるのはしょっちゅうありますが・・・
運転を褒められたのはライダー歴10年の中でも初めてでございました(^^)
まぁ、正統な走りと言うよりは、あまりスピードを出すのが好きではないだけです。
ここから先も安全運転で、紅葉の景色を楽しみながら上信越道を走行。
寒さはある程度覚悟していましたが、さほどでもありませんでした。
冠雪していない浅間山を眺められるのもギリギリ今頃までですね。
いつものように、途中で東部湯の丸SAへ立ち寄りました。
最初に訪れる予定の高田の富寿司の営業時間を調べてみると、
午前の営業が14時半までと、現時点で正午なので、やや厳しくなってしまいました。
とはいえ、この日はホテルで夕食のバイキングも予約しているため、
この日に行かない訳にはいかない・・(^^:
ということで、ここ、東部湯の丸で給油を行い、
若干距離はありますが、ここから上越高田までノンストップで走ることにしました。
目の前に鎮座する黒姫山が圧巻です。春先は残雪で更に壮大な景色です。
ちなみに、本日のお宿はこの付近にあります。
越後国へ入りました。
さすがにここまで走ると長い長い・・・
上越高田ICでようやく高速を降ります。
途中、片側一車線なので混雑はありましたが、なかなかスムーズでした。
高田市内を走行中。
こちらは日本スキー発祥の地として有名な金谷山スキー場周辺です。
そして、富寿司へ到着しました!!
寿司店の中では全国屈指の名店です(^^)
今年6月にリニューアルしたそうで、店名が変わっておりました。
少し、高級志向になったようですね。
店内もとても綺麗にリニューアルされており、新築の香りが漂っています。
以前、来た時もさほど古めいた印象は無く綺麗でしたが・・・
さて、ずっと食べたかった超有名店の味を今年も堪能します。
やはり美味しい!!
ネタもさることながら、米がとても美味しいです。
米の質で寿司はここまで変わってしまう物なのです。
こちらは日本海特産の、のどぐろです。1皿で700円です。
お値段に見合った素晴らしい味でした。
腹いっぱい寿司を頂いて、今回のお会計は3800円でした。
これだけ良い寿司でありながら値段はさほど高くないのも嬉しいところです。
是非是非、来年もまた訪れたいですねぇ
お次の目的地は、春日山城です。
謙信公へ御挨拶に伺います。
幼少の謙信公が修行を行った地です。
以前、来た時は気付かずに素通りしてしまいましたが、
今回は謙信公の墓所にも立ち寄りました。
お次は、春日山城です。
今回は一番上の茶屋がある駐車場へ停めることができました。
私の最も好きな城の一つです。
春の桜が満開の時期も大変綺麗ですが、紅葉の時期も良いですね(^^)
山登りを始める前に、春日山神社へ参拝します。
参拝を済ませたら、山頂の毘沙門堂を目指して山登りです。
足腰弱い私にはこの距離の登山もきついです・・・(^^:
これを麓の林泉寺から登る人は本当に凄いと思います・・・・
木々の紅葉がとても綺麗でした。
こうして散策しながら登っていると、
兵法や軍事に凝っている私から見てみると、
春日山城は軍事拠点として非常に優れていることがわかります。
上杉時代には御館の乱などで、その防御能力を発揮したそうです。
現代の地上戦では強固な地下要塞や山岳要塞が威力を発揮することも多く、
このような山城の価値もあるかも知れません。
まぁ、重要な史跡なのでそのようなことはあってはならないのですが(^^:
30分ほどの登山で山頂へ到着しました。
山頂から眺める夕暮れ時の高田市街。
直江津方向。
大河ドラマなどでもお馴染みの景色です。
日本海を拝むのは今年最後になるでしょうね。
このあと、コンビナートに灯がともり、より一層幻想的な景色になりました。
越後は本当によきところです。
こちらは毘沙門堂。本日の目的地です。
謙信公にならい、私もここで祈りを捧げ、毘沙門天のお力を賜ります。
春日山城、今年も来れて本当に良かったです(^^)
次回、来年の桜の時期にも来られれば良いですね。
山を下りた頃には完全に日暮れとなったため、本日のお宿へと向かいます。
春日山から斑尾高原までは約40km
ナビで見たところさほど時間はかからなそうなので一般道で向かいます。
本日のお宿、東急ハーヴェスト斑尾へは1時間弱、18時半頃には到着しました。
そういえば斑尾は、昨年の今頃に行くつもりでいましたが、
珍しく風邪をこじらせてしまい中止になったことがありました。
奇しくも昨年のリベンジが達成されましたね(^^)
東急ハーヴェスト全施設。
幼少の頃から行き続けた今、制覇したのは約半数ほどですかね。
もっと全国展開してくれればと思います・・・
こちらのハーヴェストはスキーリゾートがメインなこともあり、
丁度雪が降り始める直前の今時期が穴場でガラガラでした。
3日前の直前でも、食事付で予約できたほどですからね。
ちなみにこの施設、隣に立地するホテル・タングラムとは施設を共用しており、
食事はそちらのレストランとなりました。
正直、ハーヴェストの食事と言うと、昨年の伊東の悲劇がよぎりますが・・・
おっ。バイキングのクオリティとしてはなかなかのものでした。
特に信州蕎麦も付いていたのは良かったです(^^)
しかしながら大変残念なことに、昼間の寿司がまだ効いていて
あまり食べることができませんでした・・・(^^:
この後は温泉にも入り、ゆっくりと過ごしました。
この日の走行距離は384kmでした。