肩と背中の痛みの軽減策・・・

スカイウェイブ650LXに乗り始めてから約3年。

国産スクーター最速の快速性と
堅牢な車体性から来るパフォーマンスには大変満足していますが・・・

唯一にして最大の難点にずっと悩まされているものがあります。
それはロングツーリングで肩と背中が痛くなること。

それも最近は筆者の体力(筋力?) 低下などの要因も相まって
前にも増して激痛とも言うべき事態になり、中距離ツーリングもやっとの状況に。

正直、スペックでは大幅に劣る筈のRV125のほうが
快適に長距離を走れるとも言うべき今日この頃・・・

大型連休はスカイウェイブの出動が控えている今般、
業を煮やし本格的な対策に乗り出すことにしました。




現行モデルに乗っている御人で、やはり私と同じ症状に悩まされて
ハンドルの角度調整を行ったブログを参考に試みてみます。


ナビとFTM-10Sの配線に注意しつつハンドルカバーを外す。

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写真のハンドルポストの六角を緩め、ハンドル角度を手前側に調整します。
(写真は現行モデルのものより転載)

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しかし、この六角ボルトが鬼のようなバカトルクで締まっており
普通の六角レンチではビクともしない・・・
1本だけ渾身の力で緩めることはできましたが、六角レンチが折れてしまうか
私の腕が折れてしまうかだと悟ったので・・・




以前、スカイウェイブを死地の淵から蘇生させてくれた鈴木世界へTELし、
丁度空いているとのことでOKを貰い
3000円を支払って調整して貰うことになりました(^^:

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僅か数度、間隔にしてグリップ半個分程度の調整となりました。
ハンドルカバーとフロントパネルとのクリアランスが全くなくなり、
これ以上はカバーそのものを加工しない限り厳しいとのこと。
なので、今下げられる限界の角度まで下げて貰いました。

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調整後、実際に跨り乗車スタイルを取ってみると、
確かに感覚的に違いがわかりました(^^)

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ハンドル位置が下がったことで重心も下がり、
T-MAXに近いスポーティな乗り味に変わり、路面との設置感が増しました(^^)
これはなかなか楽しいです。

前まではバックレストまで腰を付けた状態でグリップを握ると
肩や肘が張るような感覚だったものが、肘が若干曲がるようになり余裕ができました

これで今年の大型連休、片道約500km、3日間1000km超を走ってみて
真価の程を試してみたいと思います。

参考にさせて貰ったブログの御人は、この調整で劇的に改善したそうなので
なんとかこれで解消されて貰いたいものですねぇ・・・

ちなみに、座面を上げるために使っていたゲルザブRは外しました。




ハンドル角度を変える以外にも、
座面をスライドすれば簡単にハンドルとの間隔を変えられるのですが、
それをやると座面が狭くなり、今度は尻が痛くなる悲しさも。

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主要なシェアが欧米とのこともあり、欧米人の体格に合わせた造りをしているため
日本人の体格だとどうしても無理が生じてしまうようですね(^^:


比較的中背な私でも肩背中の痛みを生じてしまうため、
スカイウェイブ650に乗っている方でも多くの方が悩まれているのではないだろうか
(そもそも、あまり乗っている人はいないですが・・・)

純正のままでハンドル角度を下げる。という方法は有効かも知れませんので、
是非ともお試しいただければと思います。