茨城県日立 御岩神社ツーリング

今年初となるスカイウェイブ650LXの出動として、
近年、パワースポットとして一躍有名になった
茨城県の御岩神社へ行って参りました(^^)

なんでもこの神社、188ものご神体を祀っており、
霊山、御岩山は水戸藩の国峰として歴代藩主が手厚く崇敬し、
かの徳川光圀公も大日本史の編纂の筆染めをした池があり、
更に驚くべきは、スペースシャトルから地球に一点、光の柱が見える場所があり、
位置を探ったところ、御岩神社であったという逸話もあるほど。
また、スピリチュアルや霊能力の世界に於いては、この神社を含む御岩山一帯は
世界で三本の指に入るほどの力を持つパワースポットとして有名なのだそう。


これは、近頃、悟りの境地に達し、パワースポット巡りを第一の趣味とする
私としては是非とも訪れておきたいところで、

今回、今年度のスカイウェイブ第一回目の出動場所にチョイス致しました。



出発はこの日は早めに帰りたかったため、超早朝の4:15

行きは時間的に余裕があるため、一般道で日立を目指しました。

こちらは茨城県内に入り、牛久市を走行中。

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国道6号バイパスを走行。
目の前に筑波山が見えてきました。
天気予報ではこの日は快晴の予報でしたが、分厚い雲が空を覆い、
今にも雨が降って来そうです。

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なんとなく、そんな雰囲気はしていましたが、
やはり石岡付近を走行中に雨が降ってきました。
今後、雨が酷くなるかもしれないと予想し、
途中のパーキングでレインスーツを着用。
ノッケから出鼻を挫かれたような感じです(^^:

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水戸市内では全く動かなくなるほどの酷い渋滞に遭遇し、
なんとか渋滞をやりすごして国道349号へ。
早朝出発は全然効果がありませんでした。

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道の駅 「常陸太田」へ立ち寄りました。
この時点で時刻は9時過ぎ、予定時間よりも1時間以上オーバーしました。
それに非常に寒いです(^^:

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ひとまず、この道の駅で雨も小康状態になったためレインスーツを脱ぎ、
再び国道349号を走ります。
大型バイクでの山道は久々で、やはり爽快です(^^)

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御岩神社へは9時半頃に到着しました。
結局、ここまで5時間も掛かりましたね(^^:

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これから参拝に参ります。
鬱蒼とした山林に位置しながら、厳かな雰囲気であります。

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パワースポットとして有名でありながらも、先日行った三峰神社や、
全国的に有名な寺社と比べると、知る人ぞ知るといった感じで、
秘境感がありますね。


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こちらは強い気を発するパワースポットである三本杉。
先日の三峰神社とは違い、気の力が強すぎるため、
接触れることはできないとのこと。

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さらに参道を進みます・・・

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神社内には水場が多かったです。
何処もとても澄んでいて、綺麗な水でした。
私もこの水の如く澄んだ清らかな心でありたいものですが・・・
年々汚されていくばかりでなかなか・・・

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こちらは後生車。
奥へ廻すと現世の願いが叶い、手前に廻すと後世の願いがかなうと言うそう。
死なば極楽浄土の浄土真宗信仰の私は、当然現世への願いを込めました。
まぁ、特にしたいこともないのですが・・(^^:

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こちらは斎神社。

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水戸藩の国峰であった御岩神社。
さすがは、わが国で最も権威の高い葵の紋が至る所に見られます。

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本殿へ参拝します。
この頃には分厚い雲の間から陽が差すようになり、
辺りはますます神々しくなりました。

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さてさて、ここからは御岩神社の真骨頂、奥宮のかびれ神宮を参拝します。
かびれ神宮へは、このような山道を登って行きます。

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案内板の地図を見る限りだと、さほどの距離にも感じませんでしたが、
結構、本格的な山道です・・・

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さすがにこの本格的な登山道、道を間違えたのかと諦めて引き返そうとしたとき、
後から来た地元の案内人の方が「あと5分ほど登れば着くよ」と教えてくれたため
再び山を登ることに。


ようやく、かびれ神宮へ着きました。

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さすがに疲れたため、ここでひと休み・・・
先程の地元の方が、この神社のなれそめや、お勧めのスポットを教えてくれました。



こちらは、冒頭でお話しした、徳川光圀公が大日本史編纂の筆染をした池。

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しっかりと、かびれ神宮にも参拝いたしました。

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地元の方のお話によると、ここから15分ほど登れば、
御岩山の山頂、かびれの峰へ辿り着けるとの事。

既にここまでで山道はうんざりといった感じでしたが、
まぁ、折角なので行ってみることにしました。


完全なる登山ですね。ロープウェイなどあれば良いのに・・・(^^:

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道なき道をトレッキングすること約15分。
ようやく、標高500mの御岩山山頂へ到達しました。

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景色は最高です(^^)
遠く、日光連山まで見渡すことができました。

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山頂の祠にお参りを・・・
どうやら、この山の頂より、スペースシャトルから見えたと言う
光の柱が発せられたようです。

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さて、登って来たからには下らねばなりません。
登るよりはラクですが、なにぶん道無き道なのでゆっくり慎重に行かねば
怪我をします。このような霊山で怪我などもってのほかですしね(^^:

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オフ車ならば面白そうな道です(^^)

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下山途上、先程まで晴れ間が差していましたが、再び雨に。
それもかなり本降りの雨になってきました(^^:
幸いにも鬱蒼と茂る木々のお陰でほとんど濡れずに済みましたが・・・




裏参道の終点近くにある薩都神社へお参りしました。

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小さいながらも細部までこだわった造り。
なかなか芸術を感じさせるものです(^^)
私はこういった社屋が好きです。





ようやく、麓の参道まで降りてきました。
ちなみに、これだけ本格的な登山をすれば筋肉痛は必至と思っていましたが、
後日、筋肉痛が現れることは無く、歩き疲れた感はあまりありませんでした。
パワースポットのお力なのでしょうかね・・・?

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さてさて、雨も本降りになってきたところだし、
登山に思いのほか時間を取られて時間も押してきたので
このまま帰ろうかと思いましたが・・・
さすがに冷えてきたため、当初の予定通り日立市内の温泉に行くことにしました。


国道6号を走行。
雨は御岩山周辺だけだったようで、ここへ来ると止んできました。
変な天候ですね・・・

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訪れたのはこちら、海沿いの鵜の岬温泉。
眺めがとても良く、天然温泉だそうで、こちらをチョイスしました。

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館内からは目の前の伊師浜海岸が一望できます。
勿論、温泉からもこの景色は楽しめました(^^)

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時刻は14時過ぎ。今朝からここまで何も食べていなかったため、
ここで軽く食事を取りました。
海鮮丼を注文。地物のものも使っているようで、なかなか美味しかったです。

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温泉は景色もさることながら、泉質も大変良く、お勧めできるものでした。
単純泉なので好き嫌いも無く、泉温も丁度。
ゆっくりと湯を愉しめる良い温泉でございました(^^)
日立にこのような温泉があることを初めて知りました。
今後、この付近を訪れる時にもまた利用したいと思います。




湯上りは15時半頃。
この日は早めに帰っておきたかったため、
以前立ち寄ったことがある国道6号沿いのガソリンスタンドで給油した後、
日立北ICより常磐道に乗りました。


こちらは出発前、伊師浜海岸へ立ち寄ったところ。

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高速道路は快調でした。
ハイスピード走行で久々の高速ツーリングを楽しみます。

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このままのペースで行けば、遅くとも18時頃には帰れるだろうと踏んでいましたが
流山ICで常磐道を降り、国道6号方面へ出ようとしたところ、
高速のICを降りたところから全く動かないレベルの凄まじい大渋滞。
というより交通マヒ状態でした。

当初、ナビは流山市内の県道を抜けて国道6号へ合流するルートでしたが、
あまりにも酷い状況だったため、途中でUターンし、
一旦、柏方向へ戻る方向で国道6号を目指しましたが、
そちらの道も片側1車線に入った途端、災害レベルの交通マヒ状態。

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本当に都心部で震災などの災害があったのではと疑うレベルのものでした。

結局、国道6号に出るまでの約2~3km少々を抜けるのに1時間以上。
それもバイクの機動力をフルに発揮した上でこの時間なので、
まともにハマっていたら日付越えレベルかも・・・


そのうえ、国道6号も松戸近辺から葛飾陸橋付近までほとんど動かない大渋滞。
結局、高速を降りてから自宅に帰るまで2時間半以上経った
20時15分頃となりました。

(てか、内心思いましたが・・・
この付近に住まわれている方々は、慢性的にこのような交通状況ならば
万一、自宅で急病になられても救急車も到着できず、自力で病院にも行けず
手遅れになる方がほとんどではなかろうかと思います・・・)



最後に我がツーリング史上でも稀に見るレベルの交通マヒに遭遇し、
天気も当初の晴天で温暖な予報とは正反対の寒さと降雨の悪天候
ツーリング不快的要素3つが見事に出そろい、
何だかとても疲れたツーリングになりました。


走行距離は336kmでした。