スカイウェイブ650LX退任ツーリング②
スカイウェイブ650LX退任ツーリング 兼
第二次SSTR2020応援ツーリングの2日目
3月28日の朝です。
こちらのお宿、安くてそれなりに快適ではありますが
駐車場が小さいのが難点で、チェックインの時に停める場所はありませんでした。
しかし、たまたま参加者の方が、バイクを移動してくれたお陰で
停めることができました。感謝です (^^)
スカイウェイブ650LXと過ごす
最後の1日となります。
まずは、道の駅のと千里浜を訪れました。
まだ、開業前でしたね。
そして、再びの千里浜へ。
この日が最後のツーリング。
いつもより多く、写真を撮りました。
最後に、千里浜へ来ることができて
本当に良かったです。
パラパラと雨も降り出してきたので、
イベントが始まる前に、今回の目当てである
気多大社への参拝に行きました。
約、5年振りの気多大社です。
つい最近知りましたが、かなりのご利益なのだそうで・・・
参拝の最中には、かなりの本降りの雨になりました。
千里浜レストハウスに戻ったのはイベント開始時間の9時前頃。
こんな時でも集まる、物好き(変態?)の方々がたくさんいらっしゃいました (^^)
本当にやるんですかねぇ・・・?
と、思っていたら、
駐車場の付近に、風間さん親子が登場しました (^^)
この時、風間晋之介さんと少しばかりお話しましたが、
なんと、私が毎年来ていることを覚えていて下さっていました。
SSTR2021のことなど、しばらく語っておりました。
イベントが始まりました。
イベントの途中で、
恐らく、知っている人は知っている。
白バイ姿で毎年参加されている、奈良岡さんが到着されました。
バイクがクロスツアラーからアフリカツインに変わっていました (^^)
恒例の、ジャンケン大会なども行われました。
イベントの終盤では、
私もまったく予想しておりませんでしたが
千里浜にバイクを横並べにしての記念写真と、
一斉に走行しての記念写真を撮るとのこと。
まさか、こんなサプライズがあるとは・・・
感動ですね!!
千里浜を17台が揃って一斉に走行。
こんな経験は後にも先にも無いですね!!
こちらは、撮影の瞬間です。
雨が降っていたのが功を奏し、砂は締まって走りやすかったです。
こちらが、一斉走行の時の写真です (Facebookより拝借)
最高の1枚ですね!!
一斉走行を終え、千里浜レストハウスに戻ったところで
イベント終了となりました。
この後は、風間さんらも交えて懇談。
私のスカイウェイブ650LXも見ていただけました (^^)
一同に何千台も集まる例年のSSTRでは、考えられない距離の近さ。
風間さん親子、運営の方々、常連参加の皆さんとの交流もできた
類稀な、貴重な経験をしたSSTR2020となりました。
今年は非参加でしたが、10月と3月で2度も最高のSSTRの雰囲気を楽しめた
例年よりも思い出に残るSSTRであったことは言うまでもございません。
風間さん親子にも
「SSTR2021は絶対参加します!!」
と、直接誓いましたので、
絶対にSSTR2021では、私も一参加者として、ここへ戻って来たい思いです (^^)
というか・・・・・
絶対に私は、SSTRに戻って来ます!!
皆様と別れたあとは、レインスーツをしっかり着込み
帰路につきます。
ここで、今回のもう一つのミッションである
「氷見きときと寿し 氷見本店」へ。
2021年、初の日本海の幸。
やっぱ、最高の寿司をいただくなら
ここに勝るところは無いですね!!
キリの良いところまで一般道を走行するつもりです。
こちらは途中で立ち寄った魚津市内のコンビニです。
3月にこちらの方に来ることは、まず無いですからねぇ・・・
ここでコーヒーを飲み、一服した後
親不知でも立ち寄ってから、糸魚川付近から高速に乗ろうと
出発しようとしたところ・・・
エンジンが掛からない・・・・
キーを回し、セルを押しても、まったく掛かる気配が無く、
そのうち、キーを回してもイグニッションすらONにならなくなりました。
いや・・・ここで!?
正直、頭が真っ白になりました。
とりあえずは一旦落ち着き、
手持ちの工具やら備品は主にパンク修理剤など最低限のものしか無く
どうにもすることはできなかったため
保険会社へ連絡。ロードサービスを手配することにしました。
保険会社経由で連絡を行ってから、約1時間後
地元、魚津市内のレッカーサービスが到着しました。
ひとまずはバッテリーをジャンピングしていただき、
エンジンそのものは掛かりましたが、
バッテリーで電圧を測ったところ、12Vが全然出ていない状況。
この時点で単純にバッテリーの突然死ではなく
オルタネータ、レギュレター関係に障害が発生していることが明らかとなりました。
しかし、ここからが困った。
ここは富山県。
スカイウェイブは今回のツーリングで退役なので
修理の問題はひとまず置いておいたとしても
一時搬送先すら見当が付かない。
このまま、現在来ていただいているロードサービスの方に
東京の自宅や、もしくはスズキのショップに搬送して貰うにしても
保険会社での補償範囲が半径150km? であり、
あまりにも非現実的な費用が掛かる。
かといって、富山県内に付き合いがあるバイクショップなどあるわけがなく
一応、レッドバロンに電話を掛けてみるも
まぁ、こんな厄介なものは当然のことながらお断り・・・・
しかしこの時、とても良い方法を教えていただきました。
大昔に私も使用したことがあるバイク輸送のBASの拠点が金沢にあるらしく
一旦、そこに預けた上で、改めて金沢から東京まで陸送するというもの。
これならば、ロードサービスの補償範囲内の距離で済み、
陸送の場合の別費用発生分も保険会社からの補償で補填できそうな見込みでした。
現状、これしか方法は無いと思われたため、
直ちに保険会社と段取りを打合せ。
この日は、スカイウェイブは魚津市内のロードサービスにて預っていただき
翌日以降、対応が決まり次第、金沢市内のデポへ運んでいただくこととなりました。
スカイウェイブ650LXでの7年間のツーリング人生は
強制終了となりましたwwwwwww
7年間、ありがとうございましたwww
お疲れ様でした!!!!
こちらは、ドナドナされるところです。
最後、スカイウェイブ一番の持ち味である高速巡航を楽しみ
無事蛙、帰着の宴で締め括ることはできませんでした。
しかしながら、最後はこんなに景色が良く
安全なコンビニで、すぐに対応ができる都市部で力尽きてくれて
普段はこういったトラブルに遭遇すると、本当に残念に思うことが多いですが
不思議と、そういった気分にはならず、
ここまで走り切り、生涯を終えた達成感で満ちておりました。
とはいえ、この後がなかなか大変・・・
私自身が帰る必要があるからです (^^:
保険会社に確認したところ、上限2万円まで帰宅または宿泊費用の補助が出るため
ここから最も近い新幹線駅の黒部宇奈月温泉駅までタクシーで移動。
そこから、人生初の、北陸新幹線で帰路に着くことになりました。
自宅への到着は、こんなに大変な思いをしたにも関わらず
普通に走って帰るより圧倒的に早い22時半頃となりました。
後日、バイクが地元のスズキワールドに運ばれ、調べていただいたところ
やはりオルタネータ、レギュレター回りの全てがやられており、
修理一式で12万円とのことでした。
無線機の移設を行ってから、インテグラの架装と並行しつつ
売却先をじっくり探すと言う当初の計画は完全に狂い
その場でスカイウェイブとはお別れ。売却と言うことになり
二度と自宅へ戻ることが無かったのは心残りではありました。
また、この時の計画の遅延は、無線システム等の移設が遅れた関係で
6月となった現在に至るまでインテグラの架装計画に影響しており、
インテグラの最後の改造であるシート関係が終わるのが
当初予定から2ヶ月近く遅れた6月末の予定でございます。
(まぁ、他にも諸々の事情はあるのですが・・・・)
ともあれ、スカイウェイブ650LXのツーリングは、これで幕を下ろしました。
ここまでの総走行距離は63045km
私がオーナーになってから、59969kmを共に歩んできた
楽しく、思い出に残る7年間となりました (^^)